H-D XL883R 2002 納車(されてました)
Twitterではご報告していますが、ハーレーのスポーツスターXL883R 2002納車されてました。色々悩んだ結果、キャブ、リジッドでなるべく高年式というところで883Rに落ち着きました。納車までの経緯とか書いておこうと思います。
ハーレーに興味を持ったきっかけは去年の6月に行ったハワイ旅行。(この話もまたどこかで。)滞在中の足にレンタカーは借りていたのですが、折角なのでバイクも1日だけレンタルしようとチェイスハワイでXL883Nを予約しました。
現地でいきなり乗るのも不安があり、どうせなら日本のディーラーで試乗したれ、というわけでハーレー初体験。車重は約256kgありますが、いざまたがってみると重心が低いためか、思ったほど重さを感じませんでした。エンジンをかけると生き物のようにブルンブルンと震える883cc V型2気筒エンジン。これは期待大か!?と走り出してエンジンを回すと思ったほど鼓動感がなく、ハンドリングもクセがあり何かちゃうねんな感……。
その後ハワイで乗った時のシチュエーションは最高でめちゃくちゃ楽しかったんですが、乗り味のしっくりこない印象は変わらず。(ハワイでバイクに乗る、という体験はほんと最高だったのでバイクの免許持っててハワイ行かれる際はぜひ……!)
一方でネオクラ系のDucatiスクランブラー、BMW RnineTも試乗してみるとあまりに現代のスポーツバイクすぎて、求めている感じではない。やっぱりスポーツスター よかったんじゃないか?と気になって色々調べていくうちに、2003年以前と2004年以降でエンジンマウントの方式が違うということを知ります。
2003年以前はエンジンがフレームに直付けされていたのに対して、2004年以降は防振のためにゴムブッシュを介してフレームに取り付けられています。(前者はリジッドマウント、後者はラバーマウントと呼ばれます。)乗り心地は改善されているんですが鼓動感は感じにくくなっていたり、フレームも変わっていて剛性が高くなった一方でホイールベースが長くなって軽快感が損なわれたりしています。
自分の求めるものは2003年以前のリジッドマウントにありそうだとわかり、新居の色々が落ち着いたところでバイク屋さんに相談。最低17年以上前の車両になるので、なかなか状態のいい車両は出てこないんですが、ようやく見つけてもらったのが2002年の883Rでした。
走行距離3万kmちょいで状態はそこそこ。ただし塗装がちょっとヤレてるということで、サーフブルーでタンクとフェンダーを塗り直してもらい自分だけの1台としてお迎えしました。いざ走ってみるとイメージ通りの鼓動感とちょうどよい軽快感。60km/hくらいでのんびり流しているのが楽しいバイクです。ほぼ20年前のバイクになるので、ちょいちょい手を入れながら乗っていきたいと思います。
住宅ローン契約
入居して1ヶ月、生活環境を整えるのにそれなりに忙しく、またしてもブログ放置してました。ようやく生活が落ち着いてきたので、記憶残ってるうちに書いていこうと思います。
これまでのイエカツ!
・土地の候補を見つける
・住宅メーカーで土地に合わせてプラン(間取り)をつくる
・外構工事、諸費用など込みで見積もりを出してもらう
・納得できたら手付金を支払って土地と建物をそれぞれ契約
というところまできました。
この時点で手付金しか支払っておらず、残金をどう支払うか目処をつけなければいけません。現金一括で支払える石油王ではないので、ここでお世話になるのが住宅ローンです。
住宅ローン契約の流れ
住宅ローン審査の期限となるのは、土地の契約から1ヶ月。
土地の契約で、契約から1ヶ月以内に限り、住宅ローンの審査に落ちた場合ノーペナルティで契約破棄できる、という特約がありました。この期間を超えるとこちらの都合での契約破棄となり手付金が返還されなくなるため、それまでに住宅ローンの審査結果を出す必要がありました。
住宅メーカー営業のアドバイスに従い、地元でライバル関係にあるというS銀行とH信用金庫の2行での相見積もりという形で進めました。双方に「相見積もりです」と伝えるとめいっぱい金利優遇してくれたり、保険内容と金利のバランスを検討してくれたりしました。そのうえで条件のいいと思う方を選んで審査を受けて、審査が通ったら契約という流れです。
住宅ローン選びのポイント
見るべきポイントは金利と保険です。
変動金利か固定金利か
金利は分かりやすいようで悩ましいのが、変動にするか固定にするか。今めちゃくちゃ金利安いので、このまま金利が変わらなければ変動金利の方が安いです。仮にずっと金利が変わらなかった場合、差額はどれくらいなのか一度計算してみました。例えば3000万円、35年ローン、固定1.0%、変動0.5%で計算すると……
差額は約300万円、車1台買えちゃうくらいの差額になります。
では金利が上がった場合はどうなのか。10年後から1.5%、または3.0%と上がったとすると……
1.5%では固定1.0%とほぼ変わらないくらい。3.0%になると固定1.0%との差額は約500万円増です……。10年後どうなってるかわからないし、ちょっと博打はしたくないなぁ、ということでフル固定を選ぶことにしました。
とはいえ少しでも支払額は減らしたいところなので、住宅ローン控除が終わる10年目に繰り上げ返済を計画しています。
ローン付帯の保険
住宅ローンで保険と言われてピンとこなかったのですが、事故や病気で働けなくなってローンが払えなくなったときのために保険を付けることができます。極端には死亡したり重めのガンになるとローン残高がゼロになったりします。ただし、金利は0.何パーセント上げさせてね、というものです。
最低限の死亡とガンだけだと金利+0.1%だけど、脳梗塞や長期入院の保証もつけると+0.2%ね、みたいな感じで各行でバリエーションがありました。
私の場合は、本当に収入がなくなった場合の保証だけを重視して、金利はなるべく上げないように選びました。
いざ審査
自己資金いくら出す?何年ローンにする?固定?変動?保険は?とあれこれと1、2週間くらい 悩んだ末にS銀行で条件を決め、いざ審査申し込み。1週間くらいで無事審査が通り、無事おうちが建てられることが決まったのでした。
土地決め〜契約
すっかり間が空いてしまいましたが、候補の土地を見つけてから、おうちの契約までのお話です。
最終候補はH社とE社、どちらも分譲地でかなり坪単価が安くてお買い得な土地が見つかりました。条件としてはE社の方が駅近で徒歩圏、H社の方は自転車を使う距離になってしまうのでちょっと厳しいかな、という感じ。
ほぼ決定しかけていたところで、H社の営業が駅近でいいサイズの土地を見つけてきました。いやほんと強い営業は強い……。ただし、第一種低層住宅専用地域になっていました。
世の土地は、都市計画法で自治体や国によってどういう建物を建ててよいか決められています。第一種低層住宅専用地域は制約が最も厳しく、建物の高さ制限はもちろん、建ぺい率、容積率もかなり低く設定されています。要は周りに高い建物や土地に対してギチギチに建物が建たないので、住宅地としての環境はいいんですが、建てる側もしかりというやつです。
今回の土地は建ぺい率40%、容積率60%に設定されていました。これは、土地の広さに対して、建築面積で40%まで、延床面積で60%までしか建ててはいけない、ということで、かなり贅沢な土地の使い方になります。
例えば100坪の土地だと建築面積は40坪までしか許されないので、60坪は庭になります。また、1Fを40坪にすると延床面積は60坪までしか許されないので、2Fは20坪になってしまいます。
こんな制約があると、広めの土地に立てるか、小さい家になってしまうんですが、建物内に駐車場がある場合、延床面積の1/5までの車庫は容積率の計算から除外する、という緩和措置があるんですね。バイクガレージを作るつもりで、容積率の制約が厳しい今にうってつけの状況です!
またまた100坪の土地で考えてみましょう。延床面積の1/5までは除外されるので、ガレージ以外で延床面積をめいっぱい60坪取ったとすると、ガレージを60/5=12坪まで取れるので、実質72坪まで広がるんですね。これならかなり自由度があります!
ということで、なんとか土地に収まるように間取り設計をしてもらい、見積りが予算内に収まることを確認。急いで土地購入申し込み、土地の手付金を払って確保したところで、ようやく契約、となったのでした。
土地と間取り
前回から少し間が空いてしまいました。イエカツ!の続きです。今回は家づくりは土地が決まらないと始まらない、というお話です。
漠然とLDKの大きさがこのくらいで、玄関の横にガレージがあって……と自分なりに間取りを考えていたのですが、本屋さんで面白そうな本を見つけて勉強してみました。
これがすごくいい本で、間取りのノウハウがたくさん学べます。読み終わるとすごい間取りが書けそうな気がして、といざ書こうとして気づくのですが、どういう土地に建てるのかが決まらないと、最終的な間取りの詰めができないのです。
例えば似たような形で似たような広さの土地でも、間口が北側なのか南側なのかで玄関とリビングの位置関係だけでもがらっと変わってしまいます。なので、候補となる土地を見つけて、土地に合った間取りを考えて見積もり、ここまでがセットなんですね。
実際私の場合はどんな感じだったかというと……
・エリア、広さ、予算の希望を出して、各社10〜20物件くらい見せてもらう
これがなかなかエリア、広さ、予算全ての条件を揃えるのが難しい……
・各社3, 4物件、気になったところを下見
・各社1, 2物件に絞って間取りと見積もりを出してもらう
・納得できたところで契約!
という感じでした。
最終的に悩んだところの話は、次回書ければと思います。
モデルハウス見学
イエカツ!続きです。3月末まであまり時間もないということで、スーモカウンターで紹介してもらってから2週間以内に4社を回りました。なかなかの勢いです。
地方メーカーK社
とりあえず1社目。防音室とガレージの施工経験があり好感触。1社目ということはスーモから先方にも伝わっていて、住宅メーカー選びのポイントをいくつか教えてもらえました。
東海地方で家を建てるということで、一番気になるのは耐震性能。耐震等級は1〜3の3段階あり3が一番上になります。何を持って耐震等級を取るかというと、お役所への申請で必要なのは壁量計算だけで、詳細な構造計算は求められないようです。それでも耐震性能を重視するメーカーなら必ず構造計算をしているはずなので、耐震等級の計算書を見せてもらうとどこまでやってるか分かります、とのこと。
もう一つは制振について。木造の建物は構造物の強度だけでは地震による応力で柱や梁が歪んでしまい、ある範囲を超えると一気に破断してしまったり、破断しないにしても歪んだままになってしまうようです。そこで、車のサスペンションのようなダンパーを使い、地震で応力が加わっても歪みを戻すような働きをさせるようです。各社で耐震+αで何をやっているか見るといいよ、とのことでした。
なんとなくこんなもんか〜というのはつかめました。
大手メーカーS社
続いて大手。柱とか壁がえげつない厚さで、耐震に対しては絶対的な強さを見せてくれました。大手だけあって耐震実験のデータも揃っていて、各地の過去の地震で倒壊したことがないという絶対的な強さがありました。予算の問題もあるので参考程度のつもりだったんですが、土地が安く抑えられたらワンチャンあるか???とかなり心揺れました。
さらに畳み掛けるように、不動産屋さんを早速呼んで土地候補の紹介までトントンと進んでいきます。さすが大手、この営業めちゃくちゃデキる……!あと出してくれた紅茶が一番美味しかったです。
中堅メーカーN社
いい感じの2社を見た後で、特にひっかかるポイントは無し。小屋裏収納の作り方とか、配管の処理の話は参考になりました。
地方メーカーE社
おそらく一番地域に根付いているメーカーで、自社で持っている土地情報が凄まじかったです。建物の構造は最初に見たK社と大差なかったですが、モデルハウスの内装の雰囲気や、動線を意識した間取りは気に入りました。予算的にも十分おさまるのでこの時点で第一候補。
絞り込み
各社のモデルハウスを見学したところで、同じクラスのメーカーなら同じような耐震性能、断熱性能をうたっている、大手はやっぱり強い、ということがわかりました。
2社くらいに絞った方がスムーズに進むということで、いい土地を持ってるE社と、予算次第でさいつよの家ができる大手S社に絞りました。
この後は具体的に候補となる土地を見つけて、土地に合った間取りを考えて見積り、よければ土地を押さえてようやく契約、という流れになります。というのも、土地がなければ間取りが考えられないのです。という話は次回に。
急に家を建てようと思い立つ
アイカツのオタクが急に家を建てようと思い立った記録です。私のアツい家建活動、イエカツ!始まります!フフッヒ!
2019年の増税も迫り、急に家を建てようと思い立ったのが2月の初め。4/14現在、土地、建物の契約と住宅ローンの申込が終わり、建物の詳細を詰めています。
せっかくなので記録に残しておこうと思います。誰かの参考になれば幸いです。
スーモカウンターで相談
何から始めたらいいのかさっぱりだったので、とりあえず住宅展示場でも観に行こうかと調べました。すると、おなじみスーモで注文住宅の無料相談カウンターが開設されているのを見つけました。
早速、Webから予約をしその日のうちに相談をすることができました。スーモカウンターで聞けた内容は大まかに、スケジュール、予算、メーカー選びの3点です。
スケジュール
ざっくりと、メーカー選びに1〜2ヶ月、家づくりの打ち合わせに2〜3ヶ月、工事に4〜6ヶ月という感じです。
相談をした時点で2月上旬だったので、9月引き渡しは難しく、消費税8%で建てるためには3月中に契約しなければなりませんでした。順調に土地が見つかれば間に合いそう、ということでまずは進めてみることにしました。
予算
家づくりに必要な費用は、土地代、建物代、付帯工事費用、諸経費が必要です。
土地はエリアによって相場がある程度あり、周辺の環境や土地の形の良し悪しで上下します。私の場合はある程度間取りを考えていたので、必要な土地の広さと住みたいエリアの相場からおおよそ1,200〜1,500万円で予算を立てました。(ぴったりサイズの土地は出てこないので予算は多めに)
建物は広さ×坪単価で値段が出せます。坪単価はメーカーによって変わり、工務店や地方メーカーで40〜60万円/坪、大手住宅メーカーで60〜80万円/坪程度のようです。2F建て35坪の家を考えたときに、地方メーカーの55万円/坪で建てると1,920万円、大手メーカーの70万円/坪で建てると2,450万円になります。大手メーカーの価格差は広告費や研究開発費なので、建物に価格通りの価値を見出せるかはちょっと疑問。ひとまず中堅メーカー想定で予算2,000万円としました。
付帯工事費用は水道電気ガスなどの配管、基礎、エクステリアなどにかかる費用でおよそ400万円。諸経費は住宅ローンの手数料、保証料、土地建物の登記費用、地盤調査、引っ越し費用などで、およそ200万円。合わせると家と土地以外に600万円必要ということになります。 元々住宅地で電気や水道が来ていたり、土地が軟弱で地盤補強が必要だったり、エクステリアをしっかり作りたかったり、条件によって金額は上下します。
以上を合わせると3,800〜4,100万円くらい、なかなかですね……。
しかし、今住宅ローンの金利めちゃくちゃ安いので、固定金利でも1%ちょっとで組めます。すごいざっくりですが、4,000万円を35年、金利1.2%で借りた場合、月々の支払いは11万円ちょっとです。家賃をずっと払うことを考えたら全然ありでは??
メーカー選び
バイクガレージ欲しい!防音室欲しい!と希望を伝えて何社か見繕って紹介してもらいました。その中から気になった何社かをピックアップしモデルハウス見学の予約をします。あとは各メーカーの担当者と話を進めていくことになります。
予算的に地方メーカーで木造かな、というのが見えてきたので地方メーカーを3社、せっかくなので大手も1社くらい参考に見せてもらうかな、というチョイスをしました。
モデルハウス見学と打ち合わせは次回に続きます。