土地決め〜契約

すっかり間が空いてしまいましたが、候補の土地を見つけてから、おうちの契約までのお話です。

 

最終候補はH社とE社、どちらも分譲地でかなり坪単価が安くてお買い得な土地が見つかりました。条件としてはE社の方が駅近で徒歩圏、H社の方は自転車を使う距離になってしまうのでちょっと厳しいかな、という感じ。

ほぼ決定しかけていたところで、H社の営業が駅近でいいサイズの土地を見つけてきました。いやほんと強い営業は強い……。ただし、第一種低層住宅専用地域になっていました。

 

世の土地は、都市計画法自治体や国によってどういう建物を建ててよいか決められています。第一種低層住宅専用地域は制約が最も厳しく、建物の高さ制限はもちろん、建ぺい率、容積率もかなり低く設定されています。要は周りに高い建物や土地に対してギチギチに建物が建たないので、住宅地としての環境はいいんですが、建てる側もしかりというやつです。

今回の土地は建ぺい率40%容積率60%に設定されていました。これは、土地の広さに対して、建築面積で40%まで、延床面積で60%までしか建ててはいけない、ということで、かなり贅沢な土地の使い方になります。

例えば100坪の土地だと建築面積は40坪までしか許されないので、60坪は庭になります。また、1Fを40坪にすると延床面積は60坪までしか許されないので、2Fは20坪になってしまいます。

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こんな制約があると、広めの土地に立てるか、小さい家になってしまうんですが、建物内に駐車場がある場合、延床面積の1/5までの車庫は容積率の計算から除外する、という緩和措置があるんですね。バイクガレージを作るつもりで、容積率の制約が厳しい今にうってつけの状況です!

またまた100坪の土地で考えてみましょう。延床面積の1/5までは除外されるので、ガレージ以外で延床面積をめいっぱい60坪取ったとすると、ガレージを60/5=12坪まで取れるので、実質72坪まで広がるんですね。これならかなり自由度があります!

 

ということで、なんとか土地に収まるように間取り設計をしてもらい、見積りが予算内に収まることを確認。急いで土地購入申し込み、土地の手付金を払って確保したところで、ようやく契約、となったのでした。